第107回 洋ランの集い 月例会

11月11日 (日) らぶりぃにて

参加者 6名(岩手花巻2名、山形村山1名、仙台2名、船岡1名見学)

  • 2019年1月世界のらん展サンシャインは諸事情のため申し訳ありませんが出店できません。
  • そのため1月例会を2019年1月20日(日)1時~行います。2月はお休み、3月例会は2019年3月17日(日)
  • 会報が遅れてすみません。12月号と合併号でお出しします。もう少しお待ちください。
  • 見学者の質問・・カトレアの新芽が黒くなるのはどうしてか?
    解答・・低温で水かけすると黒くなる、また、傷から菌が入るので葉の根本から切って殺菌剤を塗ってその後ロウを塗ると良い。横文字が苦手でもラベルは捨てないで名前を憶えましょう。
  • 持ち寄り株・・・清水さん株のパーシバリアナ、カトレアのミスティガール、トリアネイ、交配種、デンドロのイントリカタム、マスデの交配種(コクシネアとレジーナ)などたくさん持ってきてくれました。どれもきれいに咲いていて手入れが良い証拠です。須藤さん株のワルケとミニパープルの交配アロハケースのマイコ、高価な株ですばらしい花が咲いていました、ジゴペタラムのレインムーンライト、トリコサルピンクスは葉のウラに小さい赤い花が咲いていて可愛くてめずらしい。藩さん株はマスデのプミラ、バルボのアンキロ、リパリス、ロンギフォリアなどの観賞。
  • 清水さんが買ったフラスコ(マキシマ)出しの実習。25株ぐらいに分けてそれぞれみんなで2号鉢に植えた、2鉢づついただいた、当分はキリフキで管理して新芽が出てきたら水やりする、10℃をきらないようにする、がんばれば5年ぐらいで花がくるでしょう。
  • 10年目になりこれからの会のありかたや方向性について意見交換、皆様のご意見もお願いします。
    • 会報を年4回はきついので2回にして会報会員はなくす?
    • 例会も毎月でなく四季例会かときどき例会にして会費なしにする。
  • 須藤さんからの差し入れのラフランスをいただきました。ありがとうございました。

蔵王の風 11月 例会

  • 11月例会の日は、小春日和と言うには早過ぎるが、それまでの、急に冷え込んでいた数日前とは打って変わり、穏やかで春のような天気に恵まれた。このような気候に、仙台の桜の名所では、何を間違えたのか、開花した桜も出てきて話題になっている。気候の異変には、我々人間より植物の方が敏感かも知れませんね。この時期の蔵王連峰の紅葉は、中腹まですでに終わっているが、山里周辺は、ブナや楓、楢といった落葉広葉樹は真紅の色合いを呈している。恐らくこの日は今秋最後の紅葉狩りと思われ、蔵王山麓や蔵王山岳ロード「エコーライン」は大変な混み様であった。
  • さて、11月例会もまた、参加会員の、多くの開花持ち寄り株がテーブルに並び、1鉢 々、観賞しながらの意見交換となった。今回持ち寄られた多くの株の中で、数といい、開花状況といい、圧倒されたのは、地元 清水さんの株である。清水さんは、ここ数年掛けて温室を整備されて育てており、その効果はてき面である。持ち寄った株のカトレア系は、パーシバリアナ、トリアネイ、香りが優れている交配種の開花大株2株と、Masd.コクシネア、Den.イントリカタム、リカステ、などである。これらを観賞しながら話題となったのは、バルブの太り不足と水不足、ウイルス株の見分け方、根詰りと葉の生育不良などで、大変参考になった。続いて、山形 村山の須藤さん株である。須藤さん株はいつ見ても凄い株ばかりであるが、今回持ち寄って頂いたのは、香りの良いC.ワルケリアナ、ジコペタラム、そして、珍しいトリコサルピンクスである。引き続いて藩さん株である。Masd.プミラとバルボ、パリス、である。このプミラはクスバートソニー全滅でも、その中で生きたとの事である。よくがんばったね。
  • 最後にC.マキシマのフラスコ苗の移植実習である。これは、清水さんが予てより取り寄せ、育てていた苗で、フラスコ出しの時期となっていたものである。参加者全員で25鉢に植え替え、2鉢ずつ頂いた。貴重な体験実習となった。
  • 休憩時間、皆さんからの差し入れを戴きながら、雑談に花を咲かせるのが常である。今回は、須藤さんからの名産「ラフランス」を戴きながらとなった。話題は主に、育毛剤、入れ歯の出来、不出来や、山野草などであった。ま、年齢相応の話題ですね

蔵田

次回のお知らせ

★次回は第108回 12月2日(日)1時~ らぶりぃにて