第114回 洋ランの集い 月例会

7月21日(日)1時から らぶりぃにて

参加者5名(岩手花巻2名、山形村山1名酒田1名、仙台1名)
悪天候の中、皆様に集まっていただきました。ちょっとしたアクシデントがあって2時半からの開始時間になり5時まで開催しました。

持ち寄り株の観賞・・藩さん株のジュメリア、バルボのエキノラビューム・ニティダム・SP、スティリス、メイラシリューム、プロメネア、コクシネアのスノーバード、マスデのモナーク、デンドロのヘコウエンセ・ディチャエオイデス、ディプロカウロビュームのハイドロフィラム、ディフビアナの2株・1つは藩株でもう1つは齋藤さん株・藩株は小さいが齋藤さん株は大きくて立派で鉢から出た根を切ってあるのは鉢の中の根を増やすためだと思います。須藤さん株はデンドロのジャコブソニイ・クルエンタム、ポタンギスのダクティロセラス、エランティスのラモサ、カウケアのオリバセアなど、どれも珍しい株できれいな花ばかりでした。

蔵王の風 7月例会

  • 7月21日開かれた7月例会もまた、小雨混じりのどんよりとした梅雨模様であった。仙台地方では、所謂、「やませ」がここ1ヶ月続いており、農業や観光業、それに関連する産業などは深刻である。このことは、東日本大震災からようやく復興の兆しが見え始めていた矢先の悪天候である。海開きは閑散として海岸の町にはお客は来ない。日照不足による稲作や、夏野菜への影響を心配する農家の方々など、心配は尽きない。一方、九州長崎・五島列島を中心に襲った集中豪雨と、日本列島を縦断した梅雨前線は凄まじいほどの被害をもたらしている。これもまた温暖化の影響だろうか。従来の梅雨のイメージとは全く違った様相を呈していますね。最近、良く聞くところの線状降水帯、暖湿流や深層崩壊、ゲリラ豪雨などの気象用語がそのことを物語っているようです。
  • さて、例会は、この悪天候の話題から始まった。ここ蔵王山麓でも例外なく低温とジメジメした天候が続いているとの事。リンコレリアの花は、シミが入り、3日と持たなかったそうです。テーブルには藩さん株と、齋藤会長株の2株を並べて観賞したが、明らかに違いが出ていた。つづいて、今回もまた多くの観賞株が並んだが、私にとっては珍種で小型の開花株を多く観賞できた。主なものは、ジュメレア、バルボ3種、デプロカウロビュームSP、ステリス、メイラシビュームの極小開花株、プロメネア、Masd・コクシネア白の大輪の花、同モナーク、へコエンセ極小型種、Den.デチャエオイデスの開花大株、などである。
  • 山形村山の須藤さん株は、Den.ジャコブソニィ、ポタンギス、この開花株は大変珍しく、皆さんで暫く見入っていた。エランテス.ラモサの下垂花も大変珍しい。Den.クルエンツム、カウケア.オリパセアなど、今回も、沢山のランの観賞と、意見交換が行われ、大変勉強になった。
  • 毎回、休憩時間も色々な話題で賑やかになるがアブラムシ対策とオルトラン粒剤の効用、特に茄子の栽培と活用は大変参考になった。また、参加者の中には、自家用車の取り換え時期を迎えていて、何処の車種が良いか、が話題になった。結局、実用性を重視するのが一番となった。

蔵田   

次回のお知らせ

次回は8月がお休みで第115回 9月8日(日)1時~らぶりぃにて