第105回 洋ランの集い 月例会

9月9日 (日) らぶりぃにて

参加者4名(仙台1名、山形村山1名、岩沼2名)

  • 持ち寄り株について・・藩さん株のビクトリアレギネは暑さと湿度に耐えて花が咲いた、スペシオーサは元気でたくさんの花が咲き、バルボのニティダム、デアレイ、エピデンのディフューサム、プロメネアのスタペリオイデス、デンドロのヘコエンセなど。秋山さん株のクレイソセントロンは薄いブルーの小さい房咲でよく見ると可愛い。須藤さん株のベキシラリウスはブルーがかった花が咲き背丈が良く伸びた、中心が濃いオレンジで可愛い、水苔が傷んでいたのでプラ鉢から出してみたら根が張っていて新根もあり、傷んだ水苔をきれいに取って新しい水苔に変えて一回り小さいプラ鉢に植え替え実習した、レリアのシンコラーナは株分け実習してみんなで分けた。

蔵王の風 9月 例会

  • 9月例会当日は、小雨混じりのどんよりとした曇り空で、肌寒く感じる天候となった。ここ10日間の仙台地方の天候は、太陽が恋しくなるような日が続いて、いつもの初秋の気候とは全く異なっていた。全国の天候も今年は、猛暑・豪雨・度重なる台風の到来や北海道の大地震など、東日本大震災を経験した私は、異常気象を伴っての大震災の到来ではないか、と、連日テレビ画面を見入っていた。大阪・関西、北海道をはじめ、全国の会員・会友の皆さんと、ランを愛好する全ての皆さんへ、心よりお見舞い申し上げます。蔵王・遠刈田の街道筋は、豪雨や台風の影響が少なかったこともあって、稲穂は重く垂れ下がっていた。丁度、例会当日は特産梨の特売祭りと重なっていて、買い求める観光客で、街道は大渋滞を呈していた。私も立ち寄っては見たが、仮設テントは満員で混み合っていた。何とか例会差し入れ用と、家族用おみあげを購入することができた。 藩さん曰く、最近の梨は本当においしくなってきた。とのことである。品種は「幸水」と「豊水」で、今が旬である。
  • さて、例会は、今年の猛暑・長雨で、ランにどのような影響が出てきているかの話題で始まった。どなたも、クール系の管理には大変困難を極めた様である。もったいない話しだが、藩さんは、クスバートソニー系を相当だめにしたとのこと。山形 村山の須藤さんは、リカステのバルブの成長が今までと違って、芳しくないとのことである。今年の異常な猛暑では、何かしら影響出てもおかしくないですね。地元 秋山さんは、怪我で、ランの方には手が回らない状況が続いたとのことである。
  • 続いて、持ち寄り株の観賞と意見交換である。今の時期、開花株は少ないが、それでも、立派に開花させた株が、テーブルに並んだ。藩さん株、ビクトリア-レギネ、大株2株今年も見事な色で開花していた。シースの伸びてきたC.トリアネー、バルボ数株、Coel.スペシオサの開花大株、ジュメレア、プロメネア、ベコエンセ、等の珍しい開花株を観賞した。 秋山さん株、クレイソセントロンの長身開花株。 須藤さん株、ベキシラリウスの開花株は購入後 初植え替えをするかどうか、話題になったが、結局植え替えとなった。株そのものはさっぱりとした。
  • 株分け実習は、須藤さん持ち寄りのL,sincorenaの大株である。結局、3分割に分け、1株を戴いた。秋山さんから蔵王のももの差し入れをいただき、今回欠席した酒田の高橋さんから、名産刈屋梨が贈られて来ており、美味しく戴いた。

蔵田

次回のお知らせ

★次回は第106回 10月14日 1時~ らぶりぃにて