第84回 洋ランの集い 月例会

7月10日(日)午後1時~

参加者3名(仙台2名・山形酒田1名)
少人数でしたが名簿作成のお手伝いをしていただきとても助かりました。

  • 高橋さん株のアワチドリ(3年前のもの)芽数が増えて花も大きく数も多くなっていた。藩さん株のビクトリアレギネは3~4年は新芽が出たが5年目から新芽が出なくなり高芽ばかり出る。自生地では下垂しているため新芽が上へ上へと出る。新根のところに水苔を巻いて様子をみる。バルボSPはオレンジのかんざしのような花が可愛い、デンドロのリチャエオイデスは10年で大株になった、マスデのキンバリアナ、リカステ、アラティカエイナムなどの観賞
  • 肥料について・・亜リン酸肥料はリン酸より粒子が細かいので花上がりがよくなるが、つぼみがあがったらやめること。ブドウ糖とビタミンBは苗のときによく効く。花にとってのドーピングは肥料とか化学薬品だと思うがフラスコ苗ばかりなので人工的に育っているため仕方がないと思う。使いすぎはよくないが少しならいいと思う。

蔵王の風 7月例会

  • 7月例会は第2週の日曜日とあって、蔵王山麓の山道はまだ初夏の情景が漂っていた。広葉樹の緑のトンネルと、薄紫の紫陽花に加え、目線を上げると若々しい薄紅色した合歓の木の花が彩りを添えている。こんな風景が広がりを見せてくると蔵王連峰は夏山シーズンを迎える。この日は好天に恵まれたこともあって、登山者や観光客の車で賑わっていた。もともと蔵王連峰は、北蔵王と南蔵王の縦走登山道と宮城と山形・上の山温泉とを結ぶ山岳自動車道「エコーライン」が整備されている。「エコーライン」の山頂付近には蔵王山頂駐車場があり、そこから散策コースを辿ると、蔵王連峰と火口湖「お釜」の雄大な景色を俯瞰することができます。「らぶりぃ」を起点に、蔵王連峰や蔵王山麓の魅力に触れてみては如何でしょうか。
  • さて、例会は、会員名簿の改訂作業に始まった。この会員名簿改訂版は、「つどい」発足から満8年(例会80回)を期に行った再登録に基づいて集約されたものである。多少会員数は減少したものの、より正確に会員把握ができて、「つどい」の運営と、会員相互の切磋琢磨と交流がより一層充実した「つどい」になるものと期待されている。作業は、すでに印刷されている名簿を一冊にまとめあげ、用意されていたファイルに綴じ込めるだけなので時間的には早く終了した。
  • 次に、持ち株の観賞と意見交換である。山形酒田の高橋さんが育てていた「アワチドリ」の開花大株である。この株は昨年5月の総会・交流会の際、東京の佐藤さんから寄せられた株、数株を育てていたものである。花は全体的に大きくなって見応えのある株に育っていた。育て方は、会報30号9月秋号に詳しく掲載されている。続いて、藩株さんのビクトリアレギネ開花大株の3株である見事に開花した株だが、元気に大株になる方法と、高芽との関係を研究中との事である。
  • その他、話題になった株は、珍しい花のバルボSP、Den.ディチャエオイデス、アラテカウリナム、Masd.キンバリアナ、ミルトニア、であった。休憩時間、季節のスイカを頂きながら、なごやかな例会となった。

蔵田

次回のお知らせ

★次回は第八十五回 洋ランの集い 月例会 9月4日(日)午後1時~ らぶりぃにて