第133回 洋ランの集い 月例会

10月31日(日)1時より らぶりぃにて

参加者8名(岩手花巻2名、仙台2名、山形村山1名、寒河江2名、酒田1名)

今回は一応コロナが落ち着いたためか多くの方々に来ていただきました。とても賑やかで楽しい集いになりました。

  • 持ち寄り株の観賞・・・清水さん株はDen.ミニピンクストライプ、C.キングオブタイワン、C. パストラルイノセンス、須藤さん株はエランギス2種類、リュウコシアナム2~3株、スイスママウンテン、ベキシラリウス2種類、藩株はレパンテス、バルボのファッシネーションコスモワン、ステノグロティス(地生ラン)、軽部さん株のセロジネSPは9月植え替えが遅かったのでバルブが弱った。
  • 柏田さんのりんご、蔵田さんのシナノゴールド、軽部さんのラフランスと栗ようかん、須藤さんのさいちのおはぎ、高橋さんのさつま芋とカボチャと株みんなで談笑しながら美味しくいただきました。どうもありがとうございました。

蔵王の風 10月例会

  • 10月例会の朝の蔵王連峰は、薄曇りに覆われ、そのことが連峰全体の稜線をはっきり浮き上がらせて、晩秋に相応しい山容を呈していた。今年の蔵王の初雪は1週間早く、山頂付近はうっすらと白い綿帽子かぶったが、今日は全く消え失せている。本来、蔵王は初雪と共に、徐々に山頂から山麓に向かって白く景色を塗り替えていくが、ここ1週間の温暖の影響もあって融けてしまったようである。最近の気候の変化は身近な所にも起こっていることに気付かされることがあるが、このこともその例かもしれない。そういえば、私の庭では、今、紫陽花とつつじが咲いており、どちらも二度咲きで驚いている。このようなことは、蘭の世界にも影響しているのでは、と、心配である。とは言っても、蔵王山麓は今、紅葉の季節を迎えている。例会会場の「らぶりぃ」に向かう山道は真紅のトンネルである。毎年思うのだが、蔵王山麓の紅葉は超一級の風情がある。藩さんの話では、今年、どんぐり・くり・栃の実など山の恵みは大豊作とのことである。人間に限らず、野生動物にも美味しい木の実を与えているに違いない、と。
  • さて、例会は、遠方からの参加を頂いて、賑やかな雰囲気で始まった。初めに、柏田さんご夫妻の地元、花巻出身と言えば、今、世界的話題の人、大リーグ、大谷翔平選手の話題である。スポーツ選手としての技量といい、人柄、人間性共に称賛に値する。思うに、花巻という町は、そのような逸材を育て上げる土壌や、コミュニティがしっかり根付いている町ではないかと、つくづく思った。続いて、持ち寄り株の観賞と意見交換である。軽部さんご夫妻・須藤さん・高橋さん・清水さん・そして藩さんからたくさんの開花株の持ち寄りと、柏田さんご夫妻の意見交換を交えての例会となった。紙面では全て紹介はできないが、特に話題になったのは、3年前のグロワーズコンテストのC・ラビアタが咲き始めた軽部さん株や、須藤さんのDen・リューコシアナムの株分け大株の植え方である。本当に綺麗に纏まっているのに感心した。
  • 休憩時間、須藤さんからの「おはぎ」 と、軽部さんご夫妻からの山形名産ラフランス、クリ蒸し羊羹を美味しく戴きながらの談笑となった。話題は、来年の「世界のらん展」や「世界らん展日本大賞」の話題や、暖房用灯油費などであった。

(蔵田)

次回のお知らせ

次回は11月28日です。参加お待ちしています。